プラセンタと献血
プラセンタは胎児と母体との間の血液を介して栄養や酸素のやり取りをしています。直接血液を扱っている器官です。もし母体に何らかの疾患が有る場合、プラセンタにもその病原体がいる可能性があります。平成18年、厚生労働省科学研究班は「ヒト胎盤由来医薬品の使用者は献血を控えるように」との通達を出しています。
治療に使用されるプラセンタの原料は人由来のものですが、その製造の際にはプラセンタ全てにおいて、一つ一つ全て腺差が実施されています。B型肝炎、C型肝炎、エイズウィルスなどが存在しない事が確認されたプラセンタのみ使用されているのです。その他日本赤十字社で定められている狂牛病、クイツフェルト・ヤコブ病などの感染症も基準に準じて検査選択されています。
その上プラセンタ治療薬製造過程で高圧蒸気滅菌を行い、さらに塩酸を使用して高熱・加水分解も行われています。この行程でホルモンやたんぱく質は分解されてしまいます。
以上のような製造行程での処理の結果、日本においてプラセンタ注射による感染症の報告は今のところ全く起こっていません。
